2011年 2月

受け継がれし者たち~つねいしマリンチルドレン

2011/02/11

立春を過ぎると、なんとなく春めいてきましたね。2月ももう中旬です。

年長うめ組さんが小学校入学に向けて準備をする季節。

園庭の「うめ」も開花に向けて準備をしていきます。

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うめ育ち、サクラ待つ、、、か。

園庭のサクラが咲く頃には、うめ組さんは旅立ちの時です。

(/_;)

 

すくすくハウスでも、次年度に向けて

引継がはじまります。

すくすくハウスのトレードマーク「つねいしマリンチルドレン」もそのひとつ。

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うめ組さん伝統引継のため10月の運動会以来、久しぶりにバチを握ります。

久しぶりながらも息のあった演奏です。

マーチング始動の目的の一つでもある「心を一つに合わせる」

しっかりできています。

 それを見つめる年中みかん組さん。

かっこいい年長うめ組さんの勇姿に憧れの眼差しが向けられます。

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次年度、自分はどのパート(楽器)を

やりたいのか、将来を見据えた眼差しです。

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こうして、毎年「つねいしマリンチルドレン」の伝統が受け継がれていきます。

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「先に生まれし者は、後を導き、

後に生まれし者は、先を尊い、

繰り返されて、その流れが止まらないことを、、、」

坊さんらしく、教典から、、、

 

 

次年度、新編成の「つねいしマリンチルドレン」、年中みかん組さんは、新うめ組さんとして楽器を担当。

年少りんご組さんは、新みかん組さんとしてバルーン・手旗などのマスゲームを担当します。

 

 そんな、みかん組さん、りんご組さん、今日は、みろくの里へサンフレッチェ・サッカー教室へきています。

年間通して、うめ組さんとみかん組さんが行きますが、うめ組さん今日は昼から進水式に出演すると言うことで、年少りんご組さんが初めての参加。

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 快晴のみろくの里

サンフレッチェ・サッカー教室のキックオフです。

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りんご組さんにとっては、初めての体験。

春から年中みかん組さんになると始まるサッカー教室のプレ体験。少しずつ、進級の準備・心構えが進んでいきます。

 

 

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特に難しい練習や特訓があるわけでもありません。

サッカーボールを使って、サッカーを楽しむという点につきます。

コーチ陣もさすがプロです。教え方がうまい!

みんなで楽しくサッカーができました。

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気が付けば、みんな

寒い中、一生懸命走り回っていました。

体はポカポカ(*^^)v

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サッカーボールに親しみ、ご満悦の

初体験組・りんご組さん達

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みんなで楽しむ秘訣。

種も仕掛けもない

サッカーボールです。

 

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って、サッカーボール、デカすぎ!

σ(^^)

本当に楽しいひとときでした。

みんなで集合写真。

本物体験!マスクプレイ・ミュージカル

2011/02/11

「マスクプレイ・ミュージカル」というと何かな?と思いがちですが、わかりやすく言うと人形劇ね。

しかも、紙人形や指人形といった規模のちっちゃいものではありません。

東京Dランドの黒ネズミやN○K「OKさんといっしょ!」のキャラクターのような等身大の人形劇です。

演じるは、「劇団ばく」の皆さん、本格的な人形劇です。セットもスゴイ!

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毎年、この時期にお越し頂いておりますが、今年で6年目かな、、、

今年は「金のオノ、銀のオノ」を観劇しました。

 

まずは、おにいさん登場!!

 

子ども達を徐々にミュージカルワールドに引きこみます。さすがプロです。

子ども達、引きつけられています。

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目の前の本物のミュージカルに釘付け。

テレビで見るより、本物の迫力があります。

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「金のオノ、銀のオノ」のお話しご存知ですか?

泉に落とした鉄のオノ、泉の女神が出てきて

「あなたが落としたのは、この金のオノですか?それとも銀のオノですか?」

正直に「違います。私の落としたのは鉄のオノです」というと、

「あなたは正直者です。」といって金のオノと銀のオノ両方もらえます。

 

ちなみに、「わたしの落としたのは、その金のオノです」と欲をかくと、「あなたは、うそつきです」どちらも、もらえないどころか、鉄のオノも帰ってきません。

世の中、まじめに、正直に生きることが大切、ということを教えてくれるお話しです。どこかの政治家達に聞かせてやりたいお話しです。

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最後は、正直者が報われるお話し。

めでたく、ハッピーエンドです。

 

カーテンコールに続いて、記念撮影。

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劇団ばくの皆さん!

楽しいお芝居、ありがとうございました。

また、来年もお願いします。

今年も健在!「食材探しの旅2011」

2011/02/05

スキー合宿では、本物を知る、築地の本物の汁を出しましたが、今年も「食材探しの旅」は健在です。

2月3日節分では、ランチメニューは

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すけろくずし

いわしのつみれじる

ポンカン

 

でした。

恵方巻ならぬ、巻きずし、いなり寿司

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恵方巻の歴史はまだ浅いですが、

節分に食べる鰯(いわし)料理は、オニを追い出すため。

しかも、今回は、いいオニがケータリングしてくれるひとコマも。

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これには子ども達も大喜び

 

はい、どうぞ!

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みんな、行事食をおいしそうに食べていました。

いいオニも喜んで帰っていきました。

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さて、話は「食材探しの旅」に戻ります。

今回の食材は、「節分のおやつ」です。

節分に豆を食べますが、今回は、そのほかに「オニの足跡べっこう飴」、「コンペイトウ」、さらには中華菓子の「さんざし」を食材としました。

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こちらね京菓子の老舗「豆富本舗」さんで直接仕入れた

「節分豆」、「オニの足跡べっこう飴」、「金平糖(こんぺいとう)」

特に、金平糖がおいしく、子ども達に人気がありました。

 最近では、おやつで金平糖を食することもないんじゃないですか?

昔はとっても高価なお菓子だったんですよ。しかも手間暇かかる作り方で生まれるこのお菓子、本物の味にふさわしい。

子ども達、本物の味に今回も大喜び

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こちらが、京都、「豆富本舗」さん、東本願寺と西本願寺の間にあります。

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季節毎のお菓子を作られています。

ちなみに3月のおひなさまのおやつも、こちらで仕入れます。お楽しみに!

 

 

そして、もうひとつのおやつ「さんざし」

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これは、横浜中華街で仕入れてきました。

中華菓子の定番ですが、不思議な食感です。

小さい煎餅のようなビスケットのような、タブレットのような

味もヨーグルトっぽい味かな、、、

中華街で探してみてください。

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今年も園長、東奔西走、京都から横浜へまさに神出鬼没です。

 

 

今年も「食材探しの旅」は健在です。

 

ちなみにもうひとつ、翌日のランチメニューの「ゆばつくだに」

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こちらは京都・清水三年坂のお店「おちゃのこ さいさい」で仕入れました。

「京ゆば」を佃煮にしたもの、ご飯に添えて食べると絶品です。

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今日も園長、「生きるために、食べる 食べるために、生きる」の道を追い求めて

子ども達の食の喜びを糧として食材探しの旅に出かけます、、、つづく

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泣いたあおオニ~節分・豆まき

2011/02/05

スキー合宿が終わり、みんなが帰路に就いている頃、

園長と藤本先生は、猫山から雪道をすすんで世羅へ

ケロポンズのコンサートに合流していました。

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ケロポンズとジョイントする藤本先生

「猫山スキー場からやって来ました」

と、猫山をアピール。ありがとうございます。

 

スキー合宿がおわって

藤本ともひこ先生からメールが、、、

「筋肉痛が来ました!

 ~それにしても

すくすくのみんなには、ぼくも元気をもらいました\(^O^)/

~今度は、親たちみんなもいっしょのライブもいいですね。

こんど、築地のぞいてみます。

                       藤本ともひこ   」

 

藤本先生、本当にありがとうございました。また、すくすくハウスへお越し下さい。

 

 さて、雪山を存分に堪能したうめ組さんだけでは、物足りないので、後日、猫山へ後片づけに行った園長、

雪を3ケース分持ち帰りました。

すくすくハウスの子ども達、大喜びでミニ雪像を作ります。

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DSC07171ミニゆきだるま

 

つららを使って

「ピースサイン」か「氷ウサギ」か?

 

冬ならではの遊びですね。

 

 

しかし季節は、節分。冬と春を分ける日です。

 

つまりあの方々がすくすくハウスへお見えになります。

そうです。オニです、、、

DSC071772月のお誕生日会は、

2月3日節分の日に行いました。

誕生児はオニのおめん。

他の園児も 鬼のお面

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誕生日会後、節分豆まきに場面転換!

そして、オニ登場!

しかも今年は強くてコワイ鬼!

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 泣く子はいねぇかー

いじわるな子はいねぇかー

悪い子は連れてくぞー 

きゃーっ(>_<)ゞ

逃げまどう子ども達、まるで秋田のなまはげです。

そこへ、正義の神、福パンマン登場!

DSC07185注)園長に似ているけど園長ではありません。

一人勇敢に鬼軍団に立ち向かっていきますが、鬼の強大な力に、福パンマン屈してしまいます。

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子ども達が心配そうにかけよります。

「力がでない~」

その間も、オニ達は暴れまくります。

「みんな~オニを退治するために、みんなの元気と勇気をわけてくれ~」

優しい子ども達、元気と勇気を福パンマンに分けてくれます。

「みんなで力をあわせて、悪いオニを追い出すぞー」

「おーっ」

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ふたたび、オニ達にみんなで立ち向かいます。

接戦の末、見事!子ども達&福パンマンは、悪いオニを追い出しました。

 そこへ、今度は、優しい「いいオニ」登場!

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子ども達、今度は大喜び。

小さい子も、恐る恐る近寄ります。

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「オニは外~福は内~

いいオニも内~」

 

みんなで記念写真、パチリ。

 

2月のお誕生児さんも、パチリ

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ユーモアでやさしい赤オニ、青オニは

子ども達に大人気!

自分の心の中に巣くう「わるいオニ」を追い出して

今年も一年がんばりましょう!

 

オニも、「悪いオニ」ばかりじゃないんですよ、中には心優しい「いいオニ」もいるってこと忘れないでね。

豆まき後、子ども達が絵本の貸し出しを受けるため、絵本コーナーで絵本を選んでいると、

「いいオニ」再び登場!

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みんなに囲まれます。

まるで東京Dランドの黒ネズミ状態です。

 ある女の子が、青オニに絵本を渡します。

「今日、節分だから、わたしこの本借りるね。」

持ってきたのは、

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「ないた あかおに」

 ぶん・はまだ ひろすけ

  え・いけだ たつお

 優しい青オニと人間と仲良くなりたい赤オニの心温まるお話し

 

この本を手にした、青おに、昔の自分を思いだしてか、

そっと、涙しながら、この絵本を読みいっていました。

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優しいオニも、ちゃんといるんですよ、、、

(^◇^;)滑るよ滑るよ、どこまでも~猫山スキー合宿2日目

2011/02/04

 夜が明けて日曜日の早朝、園長はいつも通りの早朝起床です。昨夜は、サッカー・アジアカップ決勝戦が開催され、子ども達が寝入った後、ゲスト・保護者・すくすくハウスの先生達は懇親会を兼ねた子育てトークタイム&ニッポン応援!

 ねころぐとは別棟のログコテージで深夜、サッカーの応援した大人達は、翌朝、白銀の世界に、目はウサギのように真っ赤です、、、(◎-◎😉

しかし、睡眠時間を削って(^_^;応援した甲斐あってか、ザック・ジャパンが見事優勝しましたね。(*^^)vおめでとうございます。しかも決勝ゴールはサンフレッチェ広島の選手が決めました。

やったー\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

大人達がふとんの中、睡眠不足と格闘している頃、

ゲレンデでは、本日の営業の準備が進みます。

降り続いた新雪の圧雪作業。

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リフト周辺の除雪作業が進みます。

舞台裏で働く方、お疲れさまです。

 

 

 

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ゲレンデもきれいに整えられました。

 

 

 

さあ、2日目の始まりです。

 

早寝早起きした子ども達は、疲れも取れてすっかり元気になりました。

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朝食のパンを食べて、

準備をすませたら、

2日目は、朝一番からスキーで滑ります。

 

元気にゲレンデへレッツゴー!!

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日曜日の早朝、貸し切り状態のゲレンデで、「藤本スキー学校」開校!

板を付けて、昨日の復習をします。

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足の開き方、スピード押さえ方、止まり方、、、

体で覚えて、、、

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確認、確認、、、

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滑り方のチェックが終わったら、いよいよリフトに乗ります。

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インストラクター、滑れる職員、保護者が

マンツー・マンでリフトを使ってコースに出ます。

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子ども達、期待半分、不安半分?

いえっ、好奇心の方が大きいです。

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初級コースに着くと、早速、滑り始めます。

子ども達の状態に合わせて、一緒に滑ったり

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併走したり、

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中には、ひとりで滑れる子も

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一人ひとり滑られる状態を見極めることが大切です。

褒めてのばす。楽しく経験をさせる。

滑れた!という自信につなげる。

それが今後の飛躍につながります。(スキーに限らず)

 

子どもの人数が多いので限られた大人でバンバンまわします。

足腰はパンパンに腫れます。

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はじめてのリフト乗車にも臆することなく、気持ちは常に前へ前へ、、、

リフト上空から、ゲレンデを滑る子達にエールを送るほどの余裕ぶり。

やっぱり、子どもはスゴイ!!

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ほとんどの子がひとりで滑れるようになりました。

中には、ブレーキやターンを繰り返し、こなす子も。

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子どもの成長って目に見えると

本当におもしろいですね。

子育てにも、やりがいが出ます。

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下で、順番をまってる子どもは雪遊び。

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ゆきだるま作っちゃいました。

 

 DSC08404子ども達がひととおり、ゲレンデを滑り降りた頃、日曜の猫山スキー場には人が溢れてきます。

コースに人が増えると、接触の可能性が高くなるので、スキー学校は終了。

 

 

 

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藤本先生の提案による雪中ゲーム大会が始まります。

 

まずは、お父さん達による、「ドキッ!男だらけの雪中水泳大会」

決して水着で泳ぐわけではありません。

新雪の中を、スタートラインからスキーウェアで泳ぎながら進んでいき、藤本先生示すのストック・ポイントをタッチして折り返し、スタートラインでゴールするという競技。泳ぎ方は自由型(フリースタイル)です。

お父さん達、スキーウェアを整えて、雪が入らないように準備します。

「位置について、ヨーイ、スタート!」新雪の中、男達が飛び込みます。

「おとうさん、がんばって!」 「まけるなー」

子ども達の声援に、お父さん達、ゲームながらも真剣です。

クロールでターン、スタートラインで待つ子ども達のもとへ、雪をかき分け進みます。

ゴール後、藤本さんのコメント、「よい子は、マネしないでね。雪まみれになっちゃうから、、、」

 続いて、「男女対抗・雪中ストラックアウト」

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雪中に立つ、ストックにグローブをはめ、おいしいチョコレートを握らせます。

これを離れたところから雪玉で当てて落とすゲーム。

男女対抗戦です。大人と子どもの混成チームです。

「ヨーイ!はじめ」

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みんなチョコレートめがけて

雪玉を投げます。

なかなか当たりません。

 

見事、チョコレートに当てて、景品ゲット!!

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「はい、アーンして」

藤本先生が子ども達に景品のチョコレートを口に入れてくれます。

 

そのころ、「おーい!みんなー、園長せんせーい!」の声。

ふと声の方を見ると、

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すくすくハウスの卒園児達。

スキー合宿の経験者。

つまり現うめ組さんの先輩達ね。

しっかりリピーター化して猫山でスキーを楽しんでいました。

他にも、園児もきていました。

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みなさんも、是非猫山スキー場へ足を運んでみてください。

大人がちょっとがんばれば、子ども達に大切な思い出と経験を与えることができますよ。

それにしても、常石から離れたスキー場で園児達に会うのは、うれしいことです。

(^_^)b

 

 一方、「第一回藤本カップ、すくすくハウス雪中ゲーム大会」は、無事終了!

最後にみんなで思い出の一枚。

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また、みんなでスキー楽しみたいですね。

大人になっても忘れないよ みんなのこと、、、

 

藤本先生、夢未さん、大井ちゃん 慎也くん、先生達、お父さん、お母さん!

ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

 

ゲレンデを後にし、一行はねころぐで、カレーライスを食べて、みんなでお片づけをし、一路、雪のない常石へ帰路に就くのでした。

その後、子ども達、大人達は、また、ひとまわり大きくなったとさ、

めでたし、めでたし                                        おしまい。

 

ここで、お薦めの絵本一冊

2009.9 006

「こぶたのブルトン

  ふゆはスキー」

作・中川ひろたか

絵・市居みか