2024年 5月

ぶらぶらたもり?百島探検

2024/05/29

常石すくすくハウスは広島県東部・瀬戸内海に隣接しています。

どれだけ海に近いかというと、すくすくハウスから歩いて数分で港に到着します。

今日は、うめ組さんで瀬戸内海に浮かぶ百島(ももしま)へ探検に出かけました。

片道12分の船旅です。

常石の町を船から眺めると、造船の町だと改めて知ることが出来ます。

向かって左側の山が、4月に登った眺洋山、通称ごじゅうやま

 詳しくは下をクリック 

うめ組ふたたび山登る!

向かって右側の山が、同じく4月に登った東山、桜の名所です。

 詳しくは下をクリック

うめ組山登る

海から見るとよく分かりますね。

潮風に吹かれていると、あっという間に百島到着!

この島からすくすくハウスへ通っているお友だちもいるのですよ。

 

島を散策しながら、ぶらぶらたもりの旅?

島の人たちに温かい声をいたるところでかけられ、どちらかというと「家族に乾杯」状態の旅でした。

海と空がきれいですね・・・

砂浜に降りて海辺を観察してみると・・・

いるわいるわ、かに・ヤドカリ・魚・クラゲetc.

フジツボにカラスガイもいっぱい

滞在時間わずか2時間あまりでしだか、素敵な百島探検の旅でした。

来るときに乗ってきたフェリーが尾道を折り返して迎えに来てくれました。

船に乗ってすくすくハウスへ帰ります。

こんな素敵な体験が出来る百島は最高です。

また、百島に冒険に出かけたいと思います。

常石港からフェリーを降りるとそこはもうすくすくハウス(常石ともに学園の右側に見える白い壁)

帰ってランチタイムです。

 

いのちのつどい~常石の歴史新発見!

2024/05/28

毎月28日(土日祝日の場合はその前後)は、「いのちのつどい」の日です。

年長うめ組さんが、まこと先生のお寺・宝田院へ行き、お参りされたお年寄りと一緒にお話を聴いたり、交流したりする時間です。

今月は、4月の宝田院の講演会で発表された、400年前の常石の様子についてのお話

なんと、400年前の常石は海賊(水軍)の拠点だったと言うことが宝田院に残る文献から確認できました!

「常石は海賊の町だったんだよ~」

「え~!」

こどもたちが興味津々に食い付いてきそうな『海賊』のお話が現実として出てきました。

この史実から、宝田院が約400年前の1602年にここ常石に移ってきた理由(何かしらの拠点がないと中世の時代にはお寺は移設されないから)と、常石に「城山(じょうやま)」(水軍の拠点だったという事実)いう地名がある理由、常石の地に造船業があるという理由(水軍が海運事業をしていたため、船造りに長けていた)のピースがつながり、ひとつのキーワード「常石は海賊の町だった」というパズルが完成しました。

まさにワンピース!!

400年前の常石の様子を想像するだけで、なんだかワクワクしますね。

自分たちが生活する地域の歴史を学ぶと結構おもしろい!

お話の後、それらの事実が確認できる古文書を見学しました。

こちらは約750年前の掛け軸

中国の善導大師というお坊さんの【半金色の御影】(体の下から段々金色になり、仏様になりつつある絵像)

今回、名古屋の大学の調査チームによって発見された貴重な歴史的資料がぞくぞく・・・

歴史に興味のある方は、宝田院住職、つまり、まこと先生へお問合せ下さい。