すくすくだより

被爆ピアノコンサート舞台裏

2010/11/17

すくすくハウスでふれあいコンサートが開催されている一方、夕方からの被爆ピアノコンサートは着々と準備が進むのであった。

DSC06073ミニコンサート後、ライブ紙芝居で使った

商売道具の筆を洗う長谷川先生。

ひげのおじさん、子ども達に囲まれてます。

そのころ王子は、年中組でピアニカ指導。

 

時を同じくしてそのころ、ついに

被爆ピアノが沼隈初上陸!

会場の宝田院までは4トントラックが入らないので、

途中で軽トラに積み替え作業。

DSC06077若い方々にお手伝い頂いて作業を進めました。

被爆ピアノは現在、アップライト3台とグランドピアノ1台の計4台ですが、

全てピアノ調律師の矢川さんが所有されています。

そして、今回登場したピアノは、テレビ・新聞等でも話題となった

9月11日にアメリカ・ニューヨークのコンサートで使われたピアノ。

今回は、帰国凱旋ツアーということになりました。

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軽トラに積み替えて

宝田院まで。

一方、会場の宝田院はいつもの境内とは様相が様変わり、

コンサート会場と化していました。

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ここへ、被爆ピアノ登場!

ここからは人力で運びます。

特に本堂に上げ込む作業が大変!DSC06081                                                  

最後の難所・階段を乗り越えて

ついに本堂内に設置。

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すかさず、調律師でもある矢川さんが

被爆ピアノの調律、音のチェック。

巧みの技です。

見てください、ピアノの側面に付いた

原爆の傷跡。胸が詰まる思いでした。この思いを、平和な未来に向けて

夕方よりコンサートが開催されます。

ここまでの道のり1年以上、、、長かった、、、

でも、被爆ピアノは65年もの間、音は出せども体は傷ついたまま。やっぱり戦争はダメですね。

この日を迎えるまで、練習、準備も行われました。

DSC06009地元、常石小学校の有志参加者によるコーラス練習

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会場設営

 

 

 

 

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テントに客席の搬入・設置

お寺のご門徒さんが一生懸命されました。

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出演者のリハーサルも余念がありません。

 

「被爆ピアノによる、

いのちの響きに遇う音楽コンサート」

そのために、たくさんの方が関わってこられました。

本当にありがとうございました。

そして、コンサートは幕を開けるのでした、、、