今日は、「ありがとう会」の日。
勤労感謝の日が近いので、働く人への感謝と思われがちですが、違います。
私たちが今生きていることは、「ありがたい」ことです。
「ありがたい」とは、「有り難い」と書きます。つまり「有ることが難し(ありえないことが、今ある)」なのです。
私たちの命も「有り難い」、お父さん・お母さん、たくさんのご先祖様が受け継がれた「有り難い」いのちをいただいたのです。みんながごはんを食べられるのも、服を着ているのも、お家に住めるのも、トイレに行けるのも、
いろいろな人やモノのおかげで、「有ることが難しい」のに、今、いただくことができたのです。
11月28日は、親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご命日(亡くなられた日)です。
親鸞聖人も生きる事が困難な時代に、どんなに厳しい状況でも一生懸命生きている人がいることに気づかれ、
一緒に生きていくことを大切に考えられました。
そのことを教えていただく機会が、すくすくハウスの「ありがとう会」です。
すくすくハウスの園庭で獲れた「みかん」
これも「有り難い」みかんです。
みかんの木を育ててくれたおじいちゃんが、みかんの木をすくすくハウスに贈ってくださり、
そのみかんの木が、すくすくと大きく育ったから、その実が生ったのです。
いろいろな「おかげ」が「有ること難し」を「有ること」にしてくれるのです。
みんなで、大事に「ありがたい」をいただき、「ありがとう」と言って生きていきましょうね。
すくすくハウス2階ホールが仏間に変わります。
たくさんの「いのち」と「であい」、「おかげ」を「ありがとう」・・・
すくすくハウス「ありがとう会」の日は、ランチメニューも「有り難い」メニューです。
そのメニューはというと、、、
しんらん聖人がお好きだった「豆」を使った、豆尽くしメニュー
お赤飯、厚揚げのあんかけ、お味噌汁
いずれも豆を材料にした料理です。
おいし~い
豆料理を作ってくれてありがとう、野菜を育てたり、厚揚げやお味噌・豆腐を作ってくれてありがとう、
野菜やお米のいのちをありがとう、
ごはんが食べられる私たちを生んで、育ててくれたお家の人ありがとう、、、
すべてに、ありがとう!