毎月28日(土日祝日の場合はその前後)は、「いのちのつどい」の日です。
年長うめ組さんが、まこと先生のお寺・宝田院へ行き、お参りされたお年寄りと一緒にお話を聴いたり、交流したりする時間です。
今月は、4月の宝田院の講演会で発表された、400年前の常石の様子についてのお話
なんと、400年前の常石は海賊(水軍)の拠点だったと言うことが宝田院に残る文献から確認できました!
「常石は海賊の町だったんだよ~」
「え~!」
こどもたちが興味津々に食い付いてきそうな『海賊』のお話が現実として出てきました。
この史実から、宝田院が約400年前の1602年にここ常石に移ってきた理由(何かしらの拠点がないと中世の時代にはお寺は移設されないから)と、常石に「城山(じょうやま)」(水軍の拠点だったという事実)いう地名がある理由、常石の地に造船業があるという理由(水軍が海運事業をしていたため、船造りに長けていた)のピースがつながり、ひとつのキーワード「常石は海賊の町だった」というパズルが完成しました。
まさにワンピース!!
400年前の常石の様子を想像するだけで、なんだかワクワクしますね。
自分たちが生活する地域の歴史を学ぶと結構おもしろい!
お話の後、それらの事実が確認できる古文書を見学しました。
こちらは約750年前の掛け軸
中国の善導大師というお坊さんの【半金色の御影】(体の下から段々金色になり、仏様になりつつある絵像)
今回、名古屋の大学の調査チームによって発見された貴重な歴史的資料がぞくぞく・・・
歴史に興味のある方は、宝田院住職、つまり、まこと先生へお問合せ下さい。