コンサートから一夜明け、ついに年長うめ組さんが心待ちにしているすくすくハウス恒例行事の日がやって参りました。
すくすくハウス「猫山スキー合宿」。
今年で7年目になるこの行事。
雪をまともに見ることのないすくすくハウスの子ども達に
本物の雪山を体験させるために始めました。
常春の常石から白銀の世界へ
本物体験志向!まさに地球が園庭です。
玄関のポスターにも「私もスキーにつれてってー」
の挿絵が添えられます。(絵:ならんまき)
しかも今年は、絵本作家の藤本ともひこ先生も参加。
もう、出発前からどんな合宿になるのか、楽しみでたまりません。
土曜日の早朝、出発前の結団式で、、、
「みんなで楽しく雪山を体験しましょう。
ひとりとひとりが、みんなの子ども達、ひとりひとりが、みんなのお父さん・お母さんです。」
年長園児に加え、保護者も大勢参加されるのが、この合宿の特徴です。
2日間、雪山でみんなで寝食をともにし、スキーを体験します。
今年は、藤本先生の他に、手遊び作家の南夢未さん、学研の大井ちゃん、スキーインストラクターの慎也くんも参加。総勢53名です。
それでは、バスに乗って出発で~す。「いってきばーす」
バスで広島県の北へゆらゆら2時間山へ入っていくと、そこはもう別世界、、、
やって来ました。「スノーリゾート猫山」(広島県庄原市西城町)
スキー合宿7年間で一番雪が積もっていました。(ってゆうか、2日間降り続けてたし、、、)
この敷地の一角にあるプライベートログハウス(個人所有)、通称「ねころぐ」が、この2日間、みんなの「すくすくハウス」になります。
到着後、荷物を運んで、まずはオリエンテーション。
2日間の生活のお約束とスキープログラムを話します。
入念な?打ち合わせ・確認が終わるとスキーウェア・ユニホーム・スキー靴を着用して、いざ!ゲレンデへ
雪もスゴイが、つららもスゴイ!
「つらら」というより、むしろ「雪柱」
いやはや、雪国の世界です。
初日は、準備運動を兼ねた雪合戦、
その後、ゲレンデでスキーを装着して歩行の練習。
まずは片足だけ板を付けて歩行。ここまでは順調。
ついで両足に板を付けて、、、最初は普段と違う感覚で思うように前にすすめませんが、
やはり子どもの順応スピードは素晴らしい!
アッという間に滑りながら歩行ができるように、、、
いやはや、みなさん余裕ですな、、、
お次は、なだらかな斜面を登って「ハの字」で滑る練習。
「オ~ウ!」
相撲を取っているわけでも、再会を喜んでいるわけでもありません。
斜面を滑り降りたとき子どもを保護者が受け止めるデモンストレーション、、、
子ども役・藤本ともひこ先生、父親役・園長
見本を見た後にいよいよ初滑りです。
子どもの吸収力って改めてスゴイなーって感じちゃいます。今年は、だれひとり、ねを上げることなく、スキー体験が進んでいきます。
スキーの合間にちょっと休憩。
子ども達、厳寒のゲレンデでも元気です。
そりゃーそうでしょ、ほとんどの子が大雪初体験なんですもの、、、
まさに狂喜乱舞の世界です。
疲れを知らず、子ども達、はしゃぎまくります。
夕方、日が山際に沈むと、気温が下がっていきます。頃合いを見計らって、「ねころぐ」へ帰ります。
ご飯とお風呂の順番まで今度は「かまくら」作り
やわらかい新雪で小さな雪のドームを作り、ロウソクをともします。
今年は、雪が多かったので本格的なミニ「かまくら」を作っていました。
小さいながらもしっかりした作りです。
ゆきだるまや雪合戦はできても
「かまくら」となるとなかなか、、、
今回が初めての体験です。
子ども達の体内燃焼度とはうらはらに、日は落ち、気温はぐっと下がります。
雪はさらに降り続けます。
しっかり雪山で遊んだら、おなかがグーッと鳴りました。
いよいよ晩ご飯です、、、