タイトルからは、わかりにくいですが、5月26日水曜日の夜に、「皆既月食」が観察できそうです。しかも今年最大の満月「スーパームーン」での天体ショーだそうです。
うめ組さんの毎日の朝の会で、『朝日小学生新聞』を話題にお話しをしているのですが、今日の一面は「皆既月食」についてでした。
せっかくの天体ショー、うめさんだけでなく、みかん組・りんご組さんとも話題を共有しました。
はじめにに年少さんにむけて、月の満ち欠けのお話・エリックカールさんの名作『パパおつきさまとって』を読み聞かせしました。
お月さまの満ち欠けを絵本で触れた後、
先生に協力してもらって、月と地球の見え方を確認しました。
左が地球役の先生。右奥がお月様役の先生。
お月さまが地球と重なると・・・
お月さまが地球に重なって、見えなくなってしまいました。
そして徐々に・・・
お月さまが現れたのが分かりますか?
では、続いて実際に太陽と地球、月の位置関係を確認しながら「皆既月食」の実験してみましょう。
部屋を暗くして、太陽(スポットライト)を地球(儀)にあてます。
光が当たっている地球(儀)の右半分が昼間(日中)ね、
光が当たっていない地球(儀)の左半分が、、、
「よる!」
そう、正解です。
そして夜でもお月さま(緑色の玉)が光って見えるのは、太陽(スポットライト)の光りが当たっているからです。
分かりますね。
みんな地球(儀)の近くでお月さま(緑色の玉)の動きと光りの辺り方を確認します。
このように、地球(儀)の影でお月さま(緑色の玉)が欠けていくように見えますね。
ほんとだー!
月(緑色の玉)が地球(儀)の影にスッポリ入って暗くなった時が「皆既月食」です。
分かりましたか?
はーい!
この天体ショーが5月26日水曜日の20時9分頃から始まって、
20時18分頃にスッポリと暗くなり、
20時28分頃に「皆既月食」が終わります。
その前後の時間には「部分食」といってお月さまが欠けていきます。
ちなみに「皆既月食」の時は、お月さまは真っ黒になるのではなく、「赤銅色」(赤黒い色)になります。
是非、お家の人とてるてる坊主作って観察してみてくださいね。