ある日、すくすくハウスにひとつの小包が届きました。その宛名には「すくすくハウス スーパー園長」と書いてありました。すくすくハウスのスチャラカ園長をこう呼ぶひとは、世間広しといえども、
この世にひとり、イヤ、ふたり、、、
絵本作家の「あおきひろえ」先生(右)と長谷川義史先生(左)の夫婦しかいない!
ある業界では、園長
「僧侶」 by 中川ひろたか(シンガーソング絵本ライター)
ってそのまんま
「神出鬼坊主」 by 村上康成(絵本作家) どこにでも出現する坊主
「オボンター」 by ケロポンズ(うたあそび作家) おぼうさんのイベンター
「まぐろの三須さん」? by 鈴木翼(手遊び作家) 動き続けることを止めると
人生が終わってしまうから
ひと好きずきに呼ばれてますが、、、
あおきさん、新刊を送って下さいました。
あおきひろえさん「ぼんちゃんの ぼんやすみ」(講談社)
子どもに伝えたい日本の風習、「おぼん」をテーマにしたお話。
ご先祖様がかえってくるというお盆。ぼんちゃんが、夏休みに田舎で過ごす中、日本の地方に伝わる伝統的な習慣があおきワールドとして描かれています。どこか懐かしいそんな雰囲気に浸れるお話です。
あおきさん自身がご実家で受け継がれた伝統行事を「次に伝えるのは、わたしだと直感」され、自分のやり方(絵本にして)「わたしの子どもたちと、他のすべての子どもたちに伝えたいと強く思い、この絵本ができました」
「亡くなった愛する人たちが、自分のそばにいると感じながら過ごした夏の日を想いつつ、、、」とお手紙も寄せてくださいました。
本物の坊主以上に坊主らしいこの御心(みこころ)。
お勧めです。ぜひ手にとって読んでください。
心にしんみりと効いてきた後に登場する本は、
その亭主、長谷川義史氏「じゃがいもポテトくん」(小学館)
北の国からやってきて八百屋に列ぶジャガイモ一家が、
それぞれの家庭に買われていき、別れ別れになるという
悲しいお話です、、、
その結末やいかに、、、
最後にはテーマソングの「おじゃが じゃがじゃが」が付いている、長谷川ワールドの一冊をご堪能下さい。
自らの絵本を読み聞かせする長谷川義史先生
「…かなしい おはなしです」
というわけで、お二人の新刊出版記念の緊急企画
すくすくハウス「ミニ夫婦(めおと)展」開催します。(不定期) お二人の絵本と絵画のコラボ展
お見逃し無く!
左:「サーカスの帰り道」あおきひろえ画
右:「青いふくの男の子」長谷川義史画
下は、それぞれの新刊絵本