今日9月28日は、「いのちのつどい」
今月は、お月様とうさぎについてのお話しを聞きました。
今年の「仲秋の名月」は10月1日です。
何故、昔からお月さまにウサギがいると言われているのでしょう?
昔々、サルとウサギがいました。そこへ、、、
おじいさんがお腹をすかせ、二匹の前で倒れてしまいました。
サルとウサギはおじいさんに食べものを探してきてあげようと考えました。
サルは器用に木に登り果物を採ってきておじいさんにあげました。
しかし、ウサギは木に登ることができず、おじいさんに食べものを採ってきてあげることができませんでした。
そこで、ウサギはおじいさんに、たき火をしてほしいと頼みました。
おじいさんは、ウサギに言われた通りに、たき火をしました。
そこへ、、、
ぴょんぴょんぴょーん
ウサギが跳んできて・・・
「おじいさん!わたしは食べものを採ることができないので、どうか、わたしをたべてください」
といって、ウサギはたき火の中に飛び込んでしまいました。
「お、お、おー」おじいさんは、ビックリしました。
「なんと!わたしのために自分の身をささげるなんて!なんと優しいウサギなんだ!」
おじいさんは、突然姿を変えました。
実は、おじいさんは、仏様だったのです。
「自分の身をかえりみず、困っている人を助けようとした、こころ優しきウサギよ!」
「そなたの優しさが、みんなに伝え続けられるように、そなたの姿を月にうつし残そう・・・」
仏様は、焼け死んでしまったウサギさんを月に昇らせてくださいました。
こうして、お月さまにはウサギの姿が残されるようになりましたとさ、、、
おしまい・・・(素ばなし、即興描き、へた絵でごめんなさい・・・)
みんなも満月を見ながら、月にのぼったウサギさんの優しさを思い出してくださいね。
今月の「いのちのつどい」でした。