今回の依頼人は、すくすくハウスの先生達です。
2020年度4月から先生の数が更に増え、先生達の靴置き場も混雑が始まりました、、、
靴の数が増え、スリッパの置き場を考えると、靴置き場はもはや三密状態の狭小住宅化しています。
一刻も早く何とかしなければなりません。
そこで、すくすくハウスの匠達が立ち上がりました。
彼らの行き先は、、、
この春、新たにオープンした工房スペース
ここには、かつての卒園記念品として伝わる「大工セット」が、
中には、
かなづちやのこぎり、きり等の大工さんセットが。
この道具を使って、匠達が先生達のためにがんばります。
先ずは、手袋つけて、
続いて材料の材木を用意して、今回の製作テーマをみんなで確認します。
下駄箱に台をつけて、それぞれの棚を二倍に増やします。
取り付ける場所に目印を鉛筆で引きます。
目印を確認しながら、釘を打つ箇所にドリルで穴を開けます。
穴が開いたら、いよいよ釘打ちです。
ドリルで開けた穴に釘をたて、トンカチで狙いをつけて打ち付け、天板に台座を付けていきます。
次の順番を待つ子も熱心に見守ります。
匠達が真剣に釘を打ち、製作していきます。
カンカンカンカン、釘を打つ音が響きわたります。
そして、ついに、、、
下駄箱用の台座ができあがりました。
匠達の記念すべき初めての作品です。
完成後、早速納入に向かいます。
匠達が納入に訪れると、、、そこには、
出迎えた依頼人のすくすくハウスの先生達が、完成した下駄箱の台座を見て、感激してます。
早速、職員名玄関へ
普段はすくすくハウスの先生達しか入ることのない職員玄関へ匠達が作品を収めます。
寸法ぴったりの台座を匠達が力を合わせて下駄箱にはめ込んでいきます。
ゆっくり、慎重にはめ込んでいきます。
3×3の合計9段の下駄箱に台座をはめ込み終わると、、、
なんと言うことでしょう!(加藤みどり風に・・・)
所狭しと並んでいた先生達の靴やスリッパが、匠達の見事な台座できれいに分かれて収納することができました。
これで三密状態は避けられ、心置きなくスリッパと靴が置くことが可能に、、、
依頼したすくすくハウスの先生達は、見事なビフォーアフターに涙を流しながら(?)心からの御礼を匠達に贈りました。
こうして、匠達は新たなビフォーアフターを目指して旅立っていく?のでした。
つづく