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2024年度すくすくハウステーマ 『 SELECT 』

2024/04/06

2024年度すくすくハウステーマ

『 SELECT 』 【セレクト=選ぶ】

2024年は選挙の年です。

世界の人口の半分45億人を抱える約80カ国で今年、選挙と投票が行われます。

 

世界最多人口のインド、パキスタン、インドネシア、アメリカ、メキシコ、EU、ロシア、etc,

 

国内でも4月の福山市議会議員選挙

6月基地問題を反映する沖縄県議会議員選挙

7月の東京都知事選挙

9月の自民党総裁選、その結果や現在の政局如何によっては衆議院議員選挙も

11月、30年前に学生時代のまこと先生を岐路に立たせた岡山県知事選挙 etc.

 

今年はまさしく選挙イヤー

英誌『エコノミスト』は「史上最大の選挙イヤー」と呼んでいます。

だがこれは民主主義の勝利ではありません。

多くの選挙が自由で公正な条件下にあるわけではないからです、、、

ロシアでも選挙が行われましたが、プーチン大統領の再任はシナリオ通りの既定路線。 アメリカ大統領選挙もトランプ復活の可能性があるかも・・・

 

ということは、未来に向け、危うい変動が強まるリスクがあります。これらの選挙はいずれも、民主主義の弱体化を望む政党や指導者が出馬しています。今年の選挙はつまり単にイデオロギー的な立ち位置や政治的措置についてだけでなく、民主主義そのものの発展も問われるのです。

世界の人々があらゆる行動と決断が試される、このような重大な岐路に再び立たされているのです。

 

にも、かかわらず投票権を持つ私たち大人の行動はどうでしょう?

投票率は年々下がる一方で、生活は閉塞感の中、不平不満ばかりが上昇する。

選挙をくぐり抜けた政治家は裏金を稼ぐ。政治家不祥事の連続にもかかわらず、誰に投票したらいいのか選択肢も見当たらない。

いくら選挙権が18歳に引き下げられても、もはや今の段階では手遅れかもしれません、、、

 

そこで史上最大の選挙イヤーにあたり、

すくすくハウスでは

『 SELECT 』【 セレクト=選ぶ】

   ~for the future~

          をテーマに、様々な【選び】についてこどもたちと1年間考えていってみたいと思います。

 

◎第一段階

人を選ぶ

遊びの種類を選ぶ

遊びのテーマを選ぶ

ランチメニューを選ぶ などなど

【コト・モノ・ヒトを選ぶ】

 

何故、そちらを選ぶのか、そちらを選んだら、その先(未来)で何が起こるのか、個人やグループ、クラスで【選ぶことを考え、未来を導き出す】

そして選んだ後の生活への影響・結果を受け入れ、【投票結果に責任を持ち】、【選ばれたコト・モノ・ヒトをしっかり支える】。

そして、次回の選びに反映させる

 

◎第二段階(主にうめ組)

自分自身や自分の推し、自分の提案を選んでもらう

選んでもらうためには、どうしたらいいかを個人やグループ、クラスで考えていく

【提案・立候補する】

 

◎同時進行

選ぶ、選ばれるの過程で、先日の卒園児による常石ピーアール動画のように、

【常石や沼隈の良さをみんなで探索して、外部に対してアピール】していく

『探検沼隈、発見常石、みんなおいでよ! カモン!すくすくハウス』

を通じて沢山の人に故郷が選ばれるようにプロデュースしていく

 

以上の流れで、2024年度の生活・活動・課業等を連動させていきながら、すくすくハウスのこどもたちを育てていきたい。

必要に応じて、立候補、提案、演説、選挙期間、投票、開票、結果を受けての活動等ごっこ遊びで体験できたらいいなぁ

と、思う今日このごろです。

ま、簡単にいえば、『選挙ごっこ遊び』1年間やってみます・・・

 

2024年度すくすくハウススタート!

2024/04/01

新しい春の季節が訪れました!

入園・進級のつどいを前にすくすくハウス最高学年新うめ組さんとミーティング

生活のリーダーとなるうめ組さん

天気のよい園庭で入園・進級のつどい

みんな入園・進級おめでとう!

真剣に?お話を聞く子ども達・・・

かわいい

新年度に向けて開花待ち・・・

2024/03/31

すくすくハウスの園庭に、、、

小さい梅のみが!

 

まるで新しいうめ組さんの登場を心待ちにするかのように・・・

いよいよ新年度が始まります。

2023年度卒園式~どうする うめぐみ

2024/03/19

みんなで考え、企画した劇場~どうする うめぐみ 卒園式

卒園式の朝は雨模様

ねこバス・こねこバスが卒園児をお迎えします

先生達も子ども達の企画する卒園式に向けて最終確認

園内は卒園するうめ組さんによる作品が至る所に飾られ、卒園劇場にお越しいただくお客様を心からおもてなしします。

恐竜のねんど作品や

夏のお楽しみ会で作った光る木

うめ組さんが登場する歴代のポスターも登場

コンセプトは「どうするうめ組劇場」です。

屋上へ繋がる階段には積み木の作品が・・・

卒園式の朝、登園した卒園児さんが手作りの花器に花を生けます。

「美のおもう壺」コーナーにも花を生けました。

劇場への至る所へおもてなしの飾り付けです。

卒園記念制作の「どうする?うめ」屏風にも花を生けます。

会場の遊戯室劇場も準備万端です。

開演前、会場への入場を放送部が案内します。

いよいよ開場です。卒園児の家族がチケット売り場でチケットを購入します。

来賓の皆様も続々と劇場へ、ポップコーンとありがとうジュースも販売されています。

子ども達の企画です。

劇場内では司会の子達が最終チェック中

進行係も準備に余念がありません。

開演前、楽屋で待機する卒園児達

いよいよ開演です。

 

子ども達が企画・制作した「どうする?うめぐみ卒園式」の舞台が始まりました。

子ども達がすくすくハウスでのエピソードを回顧する劇です。

第1幕「フィリピンから来たおともだち」

いろんなエピソードが「あった、あった」

第2幕「たいいくきょうしつにて」

第3幕「ランチルームにて」

いろんな出来事が「あった、あった」

第4幕「100すく交渉術」では、お手伝いして、すくすくハウス流通紙幣「100すく」の値段を交渉する子ども達のやりとり

第5幕「JR見学のできごと」船の中で食べるおやつ代を稼ぐために突然尾道の町中を掃除し始めた子どもの思考に驚かされる一コマ

「あった、あった」

そして第6幕「保小交流でのこと」からみんなで『にじ』の歌をうたうシーン

いろいろな出来事を劇で思い出した後、いよいよ卒園証書授与です。

ひとりひとりが卒園証書を受け取り、ひとりひとりのエピソードをともこ先生から聞かせてもらいました。

5年ぶりに来賓の方もたくさんご来場され、卒園児さんへおめでとうのエールが贈られました。

うめぐみさん、卒園おめでとう!

とても素敵な卒園式劇場でした。

さぁ、小学校へいっても「どうする?」と考えることを忘れないでね。

卒園記念の和菓子は、なんとランドセルと卒園証書を象った和菓子です。

食べるのがもったいないよ~

2月になりました!

2024/02/02

まだまだ肌寒い日が続きますね。

2月は節分です。

2月2日に、節分の豆まきをしました。

秋田の「なまはげ」、尾道ベッチャー祭の「ソーキ」、山陰の「家の守り神・般若の面」など昔から鬼は、こども達を恐怖のトラウマに陥れる存在でしたが、

すくすくハウスのこども達は、ほとんどのこどもが笑顔で豆まきを楽しみました。

先生達が素顔で鬼になり、普通に園内で交流をしていたため、鬼を怖がるどころか・・・

鬼の仲間になるこどもが続出・・・

豆まきも先生分する鬼のいる遊戯室に行きたいこどもだけに呼びかけたところ、多くのこども達が豆まきに笑顔で参戦!

新聞紙を丸めた豆を鬼先生に投げつけていました。

最初は怖がっていた子も少しずつ参戦。

遊戯室の入り口で怖い気持ちと中に入りたい好奇心の半々で覗いていたこども達に、うめ組のおにいさん、おねえさんが守ってあげたり、投げる新聞紙を丸めてあげたり、

いろいろな関わり方が生まれたすくすくハウスの豆まきでした。

すくすくハウスでのこどもの成長が感じられる「ひととき」でした。